第五番・福禄寿神

蓮馨寺
蓮馨寺

天文十八年(1549)、川越城主大道寺駿河守政繁の母君蓮馨大姉は、民衆の心の安らぎの場として、蓮馨寺を創建しました。開山は感誉存貞上人で、のち大本山増上寺第十世に登られた方でした。徳川時代には、関東における“十八檀林”の一つに列せられ、幕府公認の僧侶養成機関となり、多くの学僧を育てました。呑龍堂に祀られる呑龍上人(1556〜1623)は、各地を巡っては困窮する多くの人々を救い、まずしい家の子供達を寺に預かっては、勉学の機会を与え、諸々の相談事をうけては解決していったという、正に生きた仏として崇められた方でした。社会事業の先駆者であり、今日でも霊験あらたかな仏様として祀られています。また、毎月8日を呑龍さまの縁日(呑龍デー)とし、露店の出店、辻講釈や各種イベントが行われます。

蓮馨寺(れんけいじ)
〒350-0066
埼玉県川越市連雀町7-1
TEL 049-222-0043

川越駅東口
 市内バス神明町方面行きにて
 蓮馨寺前下車(バス7分)
川越市駅より徒歩10分
本川越駅より徒歩5分

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