| ４月号 台湾縦断の旅 2014年4月1日 |
通算117号
4月になりました。川越は桜が満開です。みなさんはもうお花見はされましたか?
3月の18日から21日まで、オジサンとオバサンは台湾縦断の旅に行って来ました。
台湾の旅はこれで二回目です。(二年前の99号もあわせて見てくださいね)
今回は、首都、台北だけでなく、台湾新幹線を使って南下し、台湾第二の都市、高雄(ガオシュン)も観光してきました。
(写真①) 羽田から、台湾のエバー航空に乗りました。驚いたことに、この航空会社、キャラクターがハローキティなんです。
機体にもキティの絵が描かれ、搭乗券にも、アテンダントさんのエプロンにも、機内食のケーキにもキティが・・・。わたしはなんだか嬉しくなってしまいました。今度の旅が楽しいものであるような、そんな期待でわくわく。
(写真②)こちらは台湾新幹線の車内。日本のそれとそっくりでしょう。日本の技術がそのまま使われ、日本の企業がほとんど作ったものらしいです。
首都の台北と高雄を約2時間で結びます。
第一日目、松山空港に着くや、すぐにツアーバスで台北駅へ、そして新幹線に乗りました。
(ところで、松山とか、高雄とか、日本的な名前がときどきあるのは、日本統治時代の名残だそうです)
面白かったのは窓外の景色です。
三月と言えば、日本はまだ田植えの時期ではありませんが、南国、台湾ではもう田植えがはじまっていたのです。
台北～高雄と南下するにつれ、水を張った田んぼがしだいに稲の伸びたみどりの田んぼに変わっていく様子が
とても興味深かったです。
(写真3,4) 2日目の午前中は高雄の観光です。こちらはまさに南国で、気温28度くらいまで上がり、暑いくらいでした。
まず、清澄湖に行きました。ここは、広い公園になっており、ゆたかな緑や花々のなかで、人びとがゆったりと太極拳を舞っていました。
(写真⑤) 2日目は大忙し。ふたたび新幹線で台北へ取って返したあと、台北で午後から、故宮博物院、忠烈祠などを見てまわりました。
故宮博物院は世界五大美術館のひとつということもあり、世界中の人でごったがえしていましたが、古代の皇帝が集めた貴重な財宝を人垣のあいだから、ちらり、ちらりと見ることができました。
名前すら残さず歴史に消えゆけり白菜に見立て玉(ぎょく)を彫りし人 ゆきこ
夕食は小龍包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)にて。あつあつの小龍包や点心を紹興酒を飲みながら、味わいました。
(この旅ではじめて紹興酒に目覚めたオバサン・・・なかなかイケル)
ツアーで一緒になった埼玉のオジサン四人組もいつかお酒で打ち解けて・・・・。
(写真⑥) そして最後は夜市へと繰り出しました。台湾にはたくさんの夜市がありますが、ここは饒河街夜市。きらきらと輝く門をとおりぬけると、そこはまるでおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい夜店のオンパレード。食べ物を売る店はもちろん、衣料品、ペット、顔そりまで・・・。なんでも揃うのです。しかも超、安い。地元の人はここで用を足したりもしているそうです。
迷子になりそうになりながらも、台湾の夜の活気を満喫しました。
(写真⑦) 台湾にも古い歴史を持つ温泉があるのです。ここは、台北からタクシーで約20分の、北投温泉。（ペイトウ温泉)。
ここは、日本の玉川温泉と同じく、ラジウム泉で、万病に効くすばらしい温泉とのこと。わたしたちは、自由行動の日に、日帰りで入浴、休憩をたのしみました。(春天酒店の日帰り用個室)。小さな部屋に浴槽がついており、蛇口をひねると、温泉のお湯が出てくるしくみです。
とてもいい温泉でした。
(写真⑧) そしてツアー最終日。わたしたちは、行天宮という道教のお寺に参り、そのあと近くにある「占い横丁」に行きました。
ここは、たくさんの小さいブースに占い師がぎっしり並んでいるのです。わたしたちはそのなかの、「呉先生」という初老の占い師に見てもらいました。
彼は、生年月日と手相で占うのです。
わたしたちは相性がいいけれど、夫は説教されるのが嫌いだから、説教をしないこと、と言われました。これにはオジサンにんまり。
わたしたちは、オジサンが86歳、わたしが83歳まで生きる、と言われました。笑
楽しい思い出をたくさん胸に、またキティちゃんのエバー航空で帰路についたわたしたちでした。
台湾の旅も終はるか烏龍茶のほのかな苦味舌にのこして ゆきこ
<今月のお休み> 4月は、2,8,9,16,22,23,30日にお休みを頂きます。宜しくお願いします。
|
|
|
