フカゼン大改装とバームクーヘンの店「cocoro」 2015年10月2日 |
フカゼンだより 127号
早くも10月になりました。
しばらくお休みしていましたが、みなさんお元気ですか。
9月の半ばは大雨で大変でしたね。
(被災地の方には、一日も早い復興をお祈りいたします。)
(写真@)長雨がやっと上がった朝、綺麗に晴れ上がった空です。
鱗雲が本格的な秋の到来をあらわしています。
(写真A)川べりのコスモスが風に揺らいでいます。
風景をやはらかくして逆光のコスモス揺らぐ朝の川辺に ゆきこ
(写真B、C)今回はみなさんにビッグニュースがあります。
フカゼンが何十年ぶりの大改装をいたします。
フカゼン自身も綺麗になりますが、同時に、店の半分がバームクーヘンの店、
Cocoro(こころ)になるのです。
完成は11月下旬くらいを予定しています。
とてもおいしいバームなので、どうかみなさん、お楽しみに。
写真は毛呂山の大工さんがまず、入口の戸をとりはずしているところです。
まずは正面から改装していきます。お祭りに間に合うように・・・。
Cocoroは毛呂山に一号店があるので、大工さんも毛呂山から来ているのです。
(写真D)では、みなさんも興味しんしんの「cocoro」のご紹介をすこし。
オーナーの波田さんは、毛呂山では有名な養鶏場、「波田鶏園」の息子さんです。
波田鶏園には、現在一万羽の鶏さんがいて、毎日元気に卵を産んでいます。飼料から品質のよい波田鶏園の鶏さんは元気一杯。その卵も大きくて、ぷりぷりです。なんと、農林水産大臣賞を受けたというのですからびっくり。
そんな波田鶏園で育った息子さん、現在三十代の方ですが、自分の代でなにかあたらしいことができないか・・・と考えてはじめたのが、バームクーヘンの店でした。まず毛呂山にできた「cocoro」。これが大人気となり、いま、二年がたとうとしています。
ここでまたひとつ、ジャンプ!を考えた波田さん、川越に店を出したら・・・と考えたわけです。
ところで、波田さんのお母さんは、ゆきこオバサンの従姉妹なんです。
話はたちまちにまとまってゆきました。
(写真E)フカゼン内cocoroは、バームの販売だけでなく、コーヒーやお茶も飲めるミニ喫茶にもなります。
フカゼンのお客様がcocoroで一服、またcocoroのお客様がフカゼンの絵を楽しむ・・・そんな相乗効果のある空間にできたらいいな、と思います。
年末をめざして完成予定のcocoroとリニューアルフカゼン、みなさまどうかお楽しみに。
(写真F)秋になって涼しい風が吹くと、ゆきこオバサンの「編み物狂」(笑)がはじまります。さっそく紫のショールを編み上げました。
いまはさらに、ベージュのケープを編んでいます。
(写真G いよいよ今年の川越祭りが近づいています。
たまたま通りかかった「蔵里」の前で、まさに山車の組み立てをしていました。
一本のくぎも使わず組み立てる山車・・・昔の人々の知恵の結集ですね。
今年もよいお天気になりますように。
フカゼンはただいま改装中ですが、中ではほそぼそと営業しております。
額装、表装などのご用命にもお答えしています。
いろいろとご不便をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|