琵琶橋 - 川越大師 喜多院
琵琶橋

琵琶橋

喜多院中興の祖といわれる尊海僧正がある日のこと弟子を連れて遠出をしました。しかし、喜多院に帰る途中に道に迷ってしまいました。ある小川のところまで来ましたが、川の水が満々としていて、とても渡ることが出来ません。さすがの尊海僧正もどうしたものかと困っておりました。

その時です、目の悪い琵琶法師がどこからかやって来ました。弟子たちが道を尋ねますと、それはお困りのことでしょう、それならば・・・と、法師は持っていた琵琶を小川にかけ、尊海僧正たちは無事に向こう岸に着き、喜多院に帰ることが出来ました。

その後、この小川に橋がかかり「仙波琵琶橋」と呼ばれるようになりました。この橋の下を覗けば見通せますが、橋の下をくぐろうとしますと途中で姿が消えてしまうといわれています。また、橋の上で3度回ると、やはり姿が消えてしまうともいわれております。

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