代表的な染色についてお話しします。

【藍 染】

 
 藍とは、緑葉にインジゴと呼ばれる青い色素を持つ植物を指し
 ます。藍の青い色素は、煮出すだけでは取り出せず、「建染め
 (たてぞめ)」という、藍草を発酵させ、さらに還元させてつ
 くる方法か、「生葉染め(なまばぞめ)」という、藍草を細か
 く砕いて、絞り汁のエキスを取り出す方法を用いて、糸や布を
 染めます。藍染は、紫外線、バイ菌、毒ヘビなどから身を守る、
 古来より伝えられた染色方法です。



【紅花染】

 
 紅花は、花びらの中に赤色と黄色、二つの色素を持っています。
 黄色い色素は、乾燥した紅花の花びらを水に浸すことで取り出
 すことができます。その後は煮染めで染色します。赤い色素は、
 黄色い色素を取り出した紅花にアルカリを加えて抽出、そして
 酸で中和させることで溶液を作り、糸や布を浸すだけで紅色に
 染まります。どちらもたいへん美しく上品な色合いです。



藍と紅花を使った染色についてお話ししましたが、自然の草木で染まらないものは
ありません。クルミやタンポポやキノコなどでも染まります。染色を趣味として楽
しんでいるお客様もいらっしゃいます。当店では、染色、織物等についての本をい
ろいろ取り揃えております。

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