昔の道具と生活

電 気 で 冷 や す れ い ぞ う こ

はなこさんのはなし
電気冷蔵庫(でんきれいぞうこ)がはじめてつくられたのは、昭和5年(1930)のことだそうです。ところが、庭つきの家1軒が買えるくらい高かったため、つくることを止めてしまいました。その後、昭和30年ころから値段(ねだん)が安くなってきたので、だんだん買う人がでてきました。このころは、氷で冷やす冷蔵庫も売っていたそうです。
わが家では、昭和35年(1960)に電気で冷やす冷蔵庫を買いました。「電気の冷蔵庫は、いちいち大きな氷を入れる手間(てま)がないうえに、氷をつくってくれるのだからすごいとおもったわ。それから何日も買ってきたものを保存(ほぞん)できるのだから、すごく便利(べんり)だとおもったわ。」とおばあちゃんがいっていました。わたしのおとうさんは、ドアの下についている足ふみペダルをふんでドアを開けるのがおもしろくて、よく開けておこられたそうです。

写真の電気冷蔵庫について
 ・いつから
 ・大きさ
 ・重さ
 ・とくちょう
 ・考えてみよう
 昭和35年(1960)〜
 高さ1m5cm はば55cm おくゆき61cm
 66kg
 両手がふさがっているときに便利な足ふみペダルがついている。
 たまご入れの数が少ないのは、どうしてかな?