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2009年11月第18号

パレット

【木と樹の話・梛ナギ】

華やかだった天下祭り(川越祭り)も幕を下し一抹の寂しさの中、久々に司馬遼太郎の時代小説を読みました。古来より吉野熊野詣ではつと有名であるが、いまだ旅宿も無き時代、街道ぞいの家の軒下には梛の木の枝がつるしてあり、旅人が重宝したとの記述を見つけた!!何の意味を持つのかと久々に「樹木事典」で調べて見ると、おどろく事が見えてきた。何と吉野参詣の行き帰りの人なら雨つゆしのぐ一夜の宿を提供しますの「サイン、デスプレイ」である。しからばなぜ梛の木が案内看板の役割なのかと掘り下げて見ると、ナギは凪に通じ和ぐとも!!又珍しい平行脈でほそ長い卵形の葉は小枝に対に並び、夫婦良縁が結ばれる縁結び神木とされている。一説には北条政子が源頼朝と愛を誓ったのも梛木の下とか・・・漢名梛はマキ科の常緑高木で神社や庭園に植栽されており樹高は15〜20m、直径は50〜60cmくらいになる。しかし1mに達するものもある。材は床柱、家具、器具材、彫刻材として使われ、皮はタンニンを多く含んでおり、ナメシ皮用に漁網の染料に利用される。又、種子から搾った油を灯篭に点灯し、その油煙を採って春日神社では墨を作った、有名な春日墨である。人と人との関係が希薄になった昨今、旅人の為に一夜の宿を提供した昔の人のやさしさ、大らかさ、それに一役買った梛の木に私達は胸がはれるでしょうか。町田忠記

 

【川越まつり】

今年はTVの「つばさ」効果もあり、より多くの人に観ていただけるとのことで、そうび木のアトリエのある元町二丁目の会所設営には力が入りました。山車の拠点となる会所には黒板塀をたて、提灯を飾り華やかに、そして粋に設営しました。又、通りを照らす提灯掛けは木製で「切り妻屋根型の傘」を製作し設置。陽が落ち、会所付近がほのかな灯りに包まれると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような優美な空間になりました。今年入社の私は初めての川越祭です。それも観る側ではなく、山車の曳き手として、揃いの着物に山王の提灯を持ち、蔵の街に繰り出しました。「曳っかわせ」の時、掛け声とともに若い衆が提灯を乱舞させるのは、鳥肌がたつほどの迫力でした。元町二丁目の「山王の山車」は、三車(みつぐるま)の男山車とも呼ばれ大変美しいもので、県指定有形民俗文化財に登録されておりますが、長年の祭りの曳き回しによる傷みが多い為、毎年は巡行されておりません。とても貴重な体験をすることができました。皆様は川越祭を楽しまれたでしょうか? 今村裕介記

祭会所 黒板塀

アトリエの風

【クリスマスフェア】

爽やかな秋風が木枯らしに変る頃、街はクリスマスの装いを始めます。「クリスマスまであと○○日・・・」待ちわびる時間、ぬくもりのある木でできたツリーやサンタを飾り楽しみませんか?並べ方により、あなたらしいクリスマスを演出できます。

クリスマスフェア

 

【今月の逸品】

根付 木のピーナッツ・木のピーナッツ
フッと手にして“えっ!!これ全部木で作ったの”と。殻の網目はもちろん、少し顔を出した実も、ぜ〜んぶ木です。本当・・・?と思われる方、ぜひアトリエでお確かめを!!

・根付
シタンの瓠(ふくべ)の中に黒柿の巾着袋。巾着の紐についた房がゆれるようで、とてもお洒落な出来上がり。和服に、洋服に、贅沢な根付としてお勧めです。使い込むほど良い艶が出て愛着もひとしおです。

 

ドラフターと墨つぼ

【川越市立博物館:第33回企画展】

「川越城本丸御殿の杉戸絵と舩津蘭山」展 11月15日まで開催中

川越城本丸御殿は嘉永元年(1848)に造営され、藩主の居館・政務の場所として使用されました。創建当初の内部は、定められたテーマで描かれた障壁画(大別して、壁画、襖絵、天井板絵、杉戸絵)で飾られていたと考えられます。しかし、明治維新後は、建物や建具類はほとんど失われてしまい、杉戸絵だけが現存し、御殿障壁画を偲ぶ遺品となっています。川越城本丸御殿は、現在保存修復の為、隣接する博物館で、杉戸絵を中心に展示することになり、当社ではサイン、解説パネル、写真パネル、展示具を製作させていただきました。この絵の素晴しさに感動しましたが、その寸法は大きく、この杉戸絵の入っていた敷居や鴨居、柱等の大きさを推察中、修理中の棟梁と話をすることができました。障壁画は各部屋の格式や機能に応じて、寸法、材質も違うとの事です。玄関から入った所の廊下は、ケヤキの厚さ1寸(30m/m)の本ザネ加工の床板で、柱は栂の7寸角(210m/m)、柱間口は6尺5寸(1970m/m)、部屋を廻り込んだ奥の廊下は、栂のサネ加工無しの床板で、柱は杉。さらにその奥に行くと、寸法も6尺3寸、6尺と小さくなっていくそうです。御殿は寸法が大きいと一括りにして見てしまいますが実際は、格式に応じた決まりがあるものと得心しました。話は次号へ続きますが、絵師・舩津蘭山を再認識するよい機会と思いますので是非、足を運んでみてください。小峰記

 

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