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 木愛住文

2010年8月第27号

パレット

【木と樹の話・タブ

タブ先日鎌倉へアジサイを見に行きました。山沿いを巡りながらの観賞でしたが、花の形も大きさも様々で、大きなものは子供の頭ほどもあり、又色も白・ブルー・ピンク・赤・紫とそれぞれに咲き競って、それは見事でした。山門を出て、左手に大きなこぶを一杯抱えた「タブの大木」があることに気づきました。方丈さんの説明では江戸後期の当寺の文献に記載されているので、150年以上たっているのでしょう・・・と。タブの木は、本州以南の海に近いところに自生する常緑高木で、高さ20m直径2mにも達し、樹皮は暗褐色で灰色の縦の筋がはいり、老木になると鱗状になりはがれます。辺材は帯褐灰白色、心材は紅褐色の散孔材で肌目がクスノキに似ているが、材質がやや劣ることから、イヌグスともいわれる。家具材、器具材(農具の柄等)、彫刻等に用いられる。変わったところでは、杉の葉から作られる線香を固めるのにタブの樹皮の粉末(タブ粉)が使われてきたが、現在では合成物質に変わっている。そのためか、近頃の線香は灰の中に立てた部分が燃え残るようになりました。花の寺も魅力ですが、暑い夏、蝉の声を聞きながらの樹木巡りもまた楽しいことでしょう。 町田初記

 

【時代を超えて受継ぐもの

竹中大工道具館開館25周年記念巡回展が6月より東京・札幌・神戸・名古屋で順次開催されていいます。先日、東京会場での記念シンポジュウムに参加してきました。法輪寺三重塔や薬師寺三重塔(西塔)と金堂を再建した堂宮大工「西岡常一」棟梁に師事した、小川三夫(鵤工舎主)、建部清哲(株・建部社主)菊池恭二(社寺工舎代表)の三氏が『西岡棟梁が残したもの』というタイトルで貴重な体験を話されました。小川氏は修学旅行で見た法隆寺に感激し堂宮大工を志した、西岡棟梁の唯一の内弟子です。建部氏は住宅建築の大工でしたが、薬師寺金堂再建の現場に見学に行き、現場事務所に一週間通い弟子入り。菊池氏は大工修行中に、薬師寺金堂再建の西岡棟梁を訪ね、弟子入りしました。シンポジストの話は、大工の基礎はまず刃物研ぎ「刃物は自分の手先であり、切れる刃物は嘘をつかないから」と。しかし教えを請うと「君はどう思う?考えなはれ」と戻され、それで先輩のを見てまねをして、自分で考え工夫し、努力して努力して自分のものにしてきたこと。小川氏は「1年間、新聞もテレビもみないでいい。とにかく研ぎをやれ」といわれ、一生懸命研いだこと。又、生活も大工なんです、と生活の仕方、掃除、食事の取り方、お茶の頂き方等、正に「人づくり、木づくり、建物づくり」の話は止まることがありませんでした。自主、自立が良い物を造る原点と行動で教えてくれました。小川氏が弟子入りを希望し断られた話は有名ですが、その頃は「社寺建築では喰えない、だからやめたほうがよい」という時代であり、堂塔伽藍の修復は豊かな時代の反映でもあるのでしょう。終了後、数人での夕食会は御神酒も入り、講演会では語れぬ秘話に・・・ごちそう様でした。町田忠記

時代を超えて受継ぐもの

 

アトリエの風

【お昼寝まくら】

ブナの木で作られた枕です。猛暑の今夏、お昼寝など睡眠時間を上手にとって暑さに負けず、元気に過ごしましょう。開いたり、閉じたり、よ〜〜く見ても、どこにも継目がありません。不思議??・・え==!!??・・なんと1枚の板をくり抜いて作られています。職人の技と心意気を感じつつ、よい夢を。

お昼寝まくら

 

ドラフターと墨つぼ

【シリーズ・木の家をつくっていますU】 珪藻土の壁

珪藻土の壁家づくりも内装仕上げの段階に入りました。S邸の壁は珪藻土で仕上げます。昨今の建売住宅をはじめとした高気密住宅は、天井、壁、共に美しい模様のビニールクロスで仕上げられ、大げさな言い方をすれば、部屋の空気は乾いているのに窓や壁はびしょ濡れ、という事があります。この様な住宅は、カビやダニ、細菌が発生しやすく、アレルギーをはじめ、ぜんそく等の健康障害、細菌による建物の浸食で、経年劣化が早まる等、さまざまな弊害を引き起こしています。昔の木と土でつくられた日本家屋には見られなかった現象で、誤った経済性が優先された結果です。これらの問題を解消する為、近年注目を浴びているのが、珪藻土です。珪藻土は、植物性プランクトン(藻)が長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化したもので、昔から火に強い土として七輪等の原料として使われてきました。この土を左官仕上げで塗り上げて行きます。その特徴は吸湿放湿機能が高く、結露を防ぎ、カビ、ダニを抑え、タバコやペットの臭い等、有害成分を吸着、脱臭し、室内空間を快適に保ちます。断熱、保湿効果で、夏涼しく、冬暖かく、耐火性に優れ、音の反響を抑える効果もあります。S邸はモイスの天井、珪藻土の壁、サワラの腰板、針葉樹フローリング等の自然素材を多く用いたので、人にやさしい、居ごこちの良い住まいになります。小峰記

 

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