昔の道具と生活

ち ゃ ぶ 台

おばあちゃんのはなし
ちゃぶ台とは、短い四本の足のある食事用の台のことです。このちゃぶ台で食事をするようになるまでは、箱膳(はこぜん)といって、一人用のお膳(ぜん)で食事をしていたんですよ。ちゃぶ台が各家庭に広まったのは、昭和の初めごろだそうです。
私の家では、ひとつのうつわにもったおかずを、家族みんなでよく食べましたよ。一人一人のおかずを用意しないぶん、手間が楽になりましたね。
また、軽くて、足がおりたためたので、せまい部屋(へや)でも便利(べんり)につかえましたね。

写真のちゃぶ台について
 ・いつごろのもの
 ・とくちょう
 昭和30年代
 まるがたで、おりたためる。