昔の道具と生活
そ う じ き
たろうくんのはなし 掃除機(そうじき)が、はじめてつくられたのは昭和6年(1931)でした。でも値段(ねだん)が高かったため、昭和30年代になってもあまり使われませんでした。 ぼくのおばあちゃんが子どものころは、ほうきでほこりを外にはき出していたそうです。でも、カーペットを使うようになり、ほうきではなかなかほこりがとれず、とうとう昭和41年(1966)に掃除機を買ったそうです。また、昭和40年(1965)ごろからずいぶん安くなったので、ご近所(きんじょ)の家でもつぎつぎに買ったそうです。 ぼくのお父さんは、掃除機にほこりがすいこまれていくのがおもしろくて、よくいたずらをしておこられたといっていました。 |