昔の道具と生活

黒 く て じ ょ う ぶ な 自 転 車

たろうくんのはなし
自転車がはじめてつくられたのは、明治23年(1890)のことでした。大正時代になると商店などが配達用(はいたつよう)に使いはじめたそうですが、とても値段が高く、なかなか買えなかったそうです。その後、昭和時代になると急に自転車のある家がふえたそうですが、会社つとめの人の家には、ほとんどなかったそうです。
ぼくのおじいちゃんは、「わが家は、むかし菓子屋をしていたので、こどものころ黒くて丈夫(じょうぶ)な自転車があって、よく三角乗りというのをやったんだよ。」「大人になってからは、その自転車で仕入れにいったり、配達をしたりしたんだよ。」といっていました。

写真の自転車について
 ・いつから
 ・大きさ
 ・とくちょう
 昭和23年(1948)〜
 26インチ
 黒い色。じょうぶで、大きな荷台がついている。